~ 父 ~

スカイプで、父から「新たに会社を設立する事にした。」と告げられた。

従業員は父と母含めた数人程度の小さな会社だ(笑)

でもそれを聞いた時、正直とても嬉しかった。

父は昔から本当に、本当に多くの重圧と責任を背負い生きて来た人だ。

以前の会社では、さらに社長として全社員の生活の確保と言う責任も背負って来た。

社長の経験が無いのでその重圧は計りかねるが、家族の生活を背負い、他人の生活を背負い、内部の権力抗争もあり、父の心と身体はどれほど蝕まれたことだろうか。

そんな中でも「自分のやりたいと思う事を一生懸命やれ。」と、

Shermanを卒業しD.C.に成ると言う目標達成の為に応援してくれている父。


こっちはこっちで、どうにかこうにかするから。


父と母、二人の人生を一番に優先して

人生を大いに愉しんで欲しいと

バカ息子ながら切に願っている。




「がんばれよ。」

 By HIROの父

~ パワフル・トム ~

今日も今日とてShermanに行って来た。

実は先日、Thom Gelardiから「Shermanで学生たちと話すんだけど、君も来ないか?」とメールを受けた。Thomに惚れてる身としては、行かないと言う選択肢など当然無い(爆)、即答で参加する事を彼に伝えた。

久しぶりにThomの話しを聴いたけど、彼の熱い言葉を、彼のカイロプラクティックへの情熱を目の前にすると本当に心が弾んだ。

Thomが話してくれた中でも、

・カイロプラクターの患者への説明、分析、アジャストメント。全ては彼らの症状や彼らの主訴からでは無く、"脊椎サブラクセーションを中心とした考え"から派生する。

・解剖学、神経学、病理学などの知識を付けようとするよりも、重要な事は"自然の持つ強大な力"を君たち(カイロプラクター)がどう観るかだ。

・"カイロプラクターが"病気の人々を良くはしない。病気の人々が、"サブラクセーションが無くなった結果として"良くなっているだけだ。

などが特に印象深かった。

Thomの話しは2時間半以上にも及んだ。自らの経験と歴史からの多彩な切り口から、彼は"カイロプラクティック"を語ってくれた。

その後集合写真を撮り、解散となったが、Thomが「ヒロ、この後コーヒーでもどうだい?」と夜も遅い中誘ってくれ、彼とカフェを探すドライブが始まった。

途中何度か縁石にぶつかりそうになったり、反対車線を走行したり(笑)、Thomにとって夜のドライブは特に困難だったようだ。お互い冷や汗ながらも大爆笑。実に愉快なドライブで、久しぶりに"ジェットコースター"に乗った気分だ。

スターバックスに入り、自分の現状やShermanの感想、ここアメリカでの医師と製薬会社と患者を取り巻く現状。Thomの学生時代の話しなどなど。話しはカイロプラクティックを軸に大いに弾んだ。


Thom Gelardi D.C.! とても気に掛けて頂き、本当にありがとうございました!!



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「A good THEORY reflects a good PRACTICE.」

 By Thomas A.Gelardi D.C.

~ Why? ~

今日は久しぶりにShermanのミュージアムに行って来た。

待ち合わせ場所のJohnのオフィスに向かうと、彼はある装置を起動してくれていた。

ターグルのスピードとそのフォースを計る為の機械だ。

彼が初めに手本を見せてくれたが、速くてシャープ、そしてフォースがとても安定していた。流石!!

早速トライさせてもらったが、何回かやると自分のターグルの癖が見えて来た。今日ミュージアムに行く予定でなければ、帰れと言われるまでず~っと練習していたい位だった。(笑)

ミュージアムへの道を歩きながら、疑問に思っていることをJohnに聞いてみた。

「カイロプラクターがクライアントのサブラクセーションを直接的にアジャストメントしないのなら、椎骨の変位を"正しい位置に戻すように"コンタクトし、スラストするのは何故ですか?」

John「僕の考えでは・・・カイロプラクターは脊椎サブラクセーションを正しい方向へスラストによって"僅かに"アジャストメントし得る、しかしその作用は一瞬だろう。でもそうする事によって、イネイトがサブラクセーションを調整出来る"チャンスを提供する"ことになる。だからカイロプラクターはサブラクセーションを正しい方向へアジャストメントする事が必要だと考えるね。」

個人的には、イネイトが椎骨の変位と言う表現を介して、カイロプラクターに"再起動スイッチの場所"を暗に示してるのではと考えていたので、Johnの意見を聞く事が出来てとても嬉しく思った。

続いて何処までがカイロプラクティックと呼べるかという話しになった。

「正直、自分はアジャストメントを自らの手で行わないA.Oやアクチベーターなどの"手で直接クライアントに触れる事の無い、機器類を用いたテクニック"はカイロプラクティックでは無いと考えています。脊椎サブラクセーションを対象としないテクニックも無論です。何故ならカイロプラクティックとは脊椎上に発生したサブラクセーションを手によって取り除くこと。それが"手で成す"と言う意味です。機械で行っていたのではカイロプラクティックとは呼べないと思います。」と言うと、

John「そうか。"手で成す"と言うのはとても広い解釈が出来る言葉だ。例えば、検査からアジャストメントまで、機器類を一切使わないで行うのが"手で成す"ことなのか。若しくはアジャストする時にカイロプラクターの手で行う、そこだけを"手で成す"と言う事なのかというようにね。とは言え、僕としては"脊椎サブラクセーションをアジャストメントする。"この目的を持って行うことがカイロプラクティックと呼べると考えるよ。機器類を使う、使わないはそれぞれの選択としてね。」

John「例えば色や形、重さの違うハンマーが二つあるとしよう。色や形は違うけど、二つとも"釘を打つ"と言う目的は果たせる。」

John「もし手を使う、機械を使うでカイロプラクティックの線引きをしているのなら、これからもやはり君は迷う事になるだろう。」

確かに、カイロプラクティックの目的は脊椎サブラクセーションを取り除くこと。

ただ、今の自分にはJohnの言葉がまだ解りかねている状態だ。

例えば極端な話しだけど、

術者が至近距離からエアガンで、LODに沿い、サブラクセーションに向けてBB弾を撃ち込む。それでクライアントのサブラクセーションがフリーになったのなら、それは"カイロプラクティック"と言えるということか?

目的達成の為の手段は"手を使うこと"。それ以外方法は問わないと言うなら、このエアガンの例もカイロプラクティックと言えるだろう。

自分の見方があまりにも狭過ぎるのか?自分の中で勝手に決めつけてるだけなのか??

自分に色んな「何故?」を問いかけるけど、まだ答えは出ていない。

そんな中でミュージアムに行ったもんだから、Johnと結局話し込んで、殆んど見学出来ずに終わった。(笑)

John、多くの気付きをありがとう。




「Every other parts of your body is replacement EXCEPT the BRAIN and SPINAL CODE. You think it might be good idea to take care of your brain and spinal code? That's ALL Chiropractic what should we do. 」

 By Reggie Gold,D.C.,Ph.C.

~ 首領 ~

昨日は初めてスパータンバーグのダウンタウンまで行って来た。

自分の住んでるボイリングスプリングスより随分都会的な街並み(笑)

規模としては本当に小さな街で、メインストリートも数ブロック行った先は、テナント募集の張り紙が寂しく並んでいた。

今回の目的はダウンタウン近くにある"Donald Thomas D.C."のオフィスへ背骨のチェックをしてもらいに行く事だ。

彼はLyle W. Shermanと共に働いた事もあると言う、Sherman D.C.を実際に知る数少ないドクターの一人。

オフィスに着き、カルテに記入を終えて、待合室でDONを待つ。

想像より大きなおじいちゃんがオフィスのドアを開け、「ようこそ。さ、入って。」とオフィス内へ招かれた。

オフィス内は施術室と休息室に壁で区切られていて、机周りや壁に飾ってある写真はキチンと整えられていた。

話しは今の健康状態や辛い部位や症状の有無から始まり、今はアメリカで何してるのかと言う話になった。

「今年からコミカレで、Shermanに行く為に必要な単位を取ってるんです。」と言うと「ワ、ワット!?」と言う驚きの声と共に彼の表情が一変した。

実はサプライズをしようと思い、予約の段階で自分の事は一切話さなかった。

それまでの距離を取っていた接し方から一転、「どうやってここを知ったんだ?」「何故カイロプラクティックに興味を持ったの?」「どんな経緯で、君の尊敬するドクターと出逢ったの?」などなどカルテそっちのけでDONはエキサイティング!!(笑)

見事にサプライズが成功した後は、彼にLyle ShermanやThom Gelardiとの思い出の写真を解説と共に観させてもらった。

予約時間の関係で、ゆっくり色んな話しが出来なかったのは残念だけど、いよいよスパインチェックへ。

彼の所ではタイトロンでもNCMでも無く、観た事も無い体表温度計測機を使っていた。計測器の後ろに赤いバロメーターが付いていて、それが温度を表示していた。レントゲンについては、彼は設備を持たない為、後日提携先のクリニックで下部胸椎~後頭骨までを撮って来てと言われ、紹介状を手渡された。

検査の後、彼が分析した答えはC2とT3のサブラクセーション。今日はサブラクセーション有りという事で、ベッドの上で仰向けになる。

彼のアジャストメント(芸術)は、カテゴリーで言うとディバーシファイドに近いが"DONスペシャル"だ。芸術はあくまでも目的達成の為の表現方法。目的とは「カイロプラクターがクライアントのイネイトと共に、サブラクセーションを取り除くこと。」

彼のアートをこの身体で、自身のイネイトで体感した。久しぶりのクラック音と共に、触れられていた箇所がジワリと熱くなった。

「ここからの休息が大切だ。」

と休息室に案内され、ベッドで20分ほど休んだ。

ジワジワと身体が温かくなって来て、急に眠くなった。正直DONが起こしに来た時も、もうしばらく寝ていたかったくらいだ(笑)

施術後の再検査を終えたあと、彼は「今日君に逢えて本当に嬉しかった。またね。」と言ってくれた。

自分も今日出逢えた喜びを伝え、彼の温かなオフィスを後にした。

Donald Thomasが体現するカイロプラクティックを体感出来た、素晴らしい一日だった。



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    意外とお茶目な Donald Thomas D.C.


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左から、Lyle W. Sherman, Thomas A. Gelardi, Donald Thomas, E.C. Taylor ・・・正に説明不要のオールスター勢揃いな一枚!!


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たまたま(爆)持ち歩いていたグリーンブックに、DONがメッセージを書いてくれた!!



「Chiropractic is NOT Therapy, NOT Diagnosis.」

 By Donald Thomas D.C.

~ DON'T BE SHY ~

最近クラスで"発言すること"を意識している。

やはりと言うかここはアメリカ。

自分の考えや想いを主張して、初めて他者から目を向けてもらえるんだと実感するからだ。

その姿勢に比例するように、先生からもクラスメートからも声を掛けられる事が増えて来た。

ある先生は宿題を提出すると「ドモアリガト!!」と言って"俺知ってんだぜ~"的なドヤ顔をする。あるクラスメートは「日本のアニメや文化、クールだよな~」なんて目を輝かせて言ってくれる。

そして今日、面白い出来事があった。

バレンタインデーはこっちではどう祝うのかを授業前に先生に尋ねたところ、「ヒロはこっちでバレンタインデーを過ごすのは初めてですって、みんな助けてあげて~」といきなり皆に話しを振りだした。

これに食いついたのは女の子達。「え~ヒロ彼女いるの!?」「サプライズは絶対よね!」「チョコでもあげてればいいのよ。」「花束はマストでしょ~」「ダイヤモンドよ!ダイヤモンド!!」などなど、彼女たち自身の願望とも取れる(爆)アドバイスをくれた。

そんなバレンタインデー話しでとても盛り上がった一日だった。

ここアメリカでのバレンタインデーは、一年で最もロマンティックな日。男性が女性にプレゼントと共に熱い想いを伝える日のようだ。


話しが逸れたけど、

自分をどんどん出して行った方が、周りのリアクションも良いし、生活が愉しく豊かになる。

そう実感する。

だから、DON'T BE SHY!!




「遊んで 遊んで遊び尽くせば、何かに突き当たって、つかむものがある。」

 By 今東光(天台宗僧侶・小説家・画家・参議院議員)

~ ミュージアム ~

今日は以前から熱望していたShermanにあるミュージアムに行って来た。

案内してくれたのはChiropractic History Vol.16 "Remembering Dr. Lyle Wheeler Sherman"を書いた John F.Hart D.C.

物静かで独特の雰囲気を持つJohnと、Shermanのヘルスセンターから歩いてミュージアムへ向かった。ミュージアムのある建物は二階建てになっていて、ミュージアムは一階のみ。引退したカイロプラクターの老夫婦が二階には住んでいる。(彼らが引っ越したら真剣にそこを借りようかと思う。笑)

Johnは展示品に対しての自分の質問にも嫌な顔をせず一つ一つ丁寧に答えてくれた。

当初のShermanはスーパーマーケットの一角に在ったなどの経緯を話してくれ、B.Jリサーチクリニックの資料も見せてもらった。途中でMitzi Schwartzbauerも合流し、三人でターグルスピーダ―に打ち込んだり、サイドポスチャーに横たわっていたターグル練習用人型模型を自分が持ち帰ろうとして真顔で止められたりと愉しい時間を過ごした。

またMitziからは"世界一牢屋に入れられたカイロプラクター", Herbert R.Reaver D.C.の面白いエピソードも聴けた。

彼は投獄中にも拘らず、多くのクライアントが彼のカイロプラクティックケアを受けたがっていた為、彼らに面会予約を取らせ、"獄中アジャストメント"を行っていたそうだ。(笑)

残念ながらJohnは1時間半しか今日は案内出来ないと言ったので、渋々ミュージアムを後にした。

しかし彼は「来たい時は何時でもメールしてくれ。」とも言っていたので、また近い内に是非とも訪れたい。

ここの資料の数々を考えると、一ヶ月くらいの泊まり込み合宿を敢行して丁度良いくらいだろう。

Dr.John! Mitzi!! 案内ありがとうございました!!!



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              ミュージアム外観



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             Dr.Herbert R.Reaver



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              B.J.Special!!



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         Lyle W.Sherman D.C.




「He's clear.」

 By Lyle W.Sherman D.C.
(Chiropractic History Vol.16 "Remembering Dr. Lyle Wheeler Sherman"より)

~ 大学の異端児 ~

ここサウスカロライナに来て一ヶ月が過ぎた。

大学の授業の予習復習に、毎日出て来る"愉しい愉しい"ホームワークをこなして行くのも徐々に慣れて来ている。

ここでの生活に車は正に必需品。何処に行くにも車だ。通学には学生の9割以上が車で来ていると思う。

スポーティな服や所謂Bボーイ系の服装が男子には多い。

人種の割合は土地柄黒人が多く、次に白人。少数派にメキシカン、フィリピンなどが続く。

自分の場合はと言うと・・・通学は自転車

来ている服は背中に背骨のイラストがバッチリプリントされたSherman大学で購入したTシャツ

オマケに校内唯一の日本人

兎に角マイナー過ぎる要素が多い為か、皆からの視線を日々ヒシヒシと感じている。(笑)

まるで有名人になった気分だ。

まだまだクラスのみんなと十分にコミュニケーションを取れているとは言えないけど、自分のこの"異質さ"を活かし、気の合う友人をどんどん作り、大学生活をエンジョイして行こうと思う。

「俺もShermanでカイロプラクターに成るんだ!!」なんてやつが出てくれば、それはそれでこの大学生活、益々面白くなるだろう。



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              学生サービスビル


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             広大な敷地が広がる





「僕はこうしなさいとか、こうすべきだなんて言うつもりはない。"僕だったらこうする。"というだけだ。それに共感する人、反発する人、それはご自由だ。」

 By 岡本太郎(芸術家)


プロフィール

ISOBE HIROFUMI

Author:ISOBE HIROFUMI
米国のストレートカイロプラクティック大学、シャーマンカレッジへ留学中。

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