〜 アニマルカイロプラクティック実習 in テキサス 〜

先週末はアニマルカイロプラクティック実習の為テキサス州ダラスへ飛んだ。


自分が受講しているプログラムは


Animal Chiropractic Education Source、通称 A.C.E.Sだ。


オンライン講習で座学を一通りやって、合間合間にテキサス州で実践訓練に入る。


テキサスで受けるラボ(実習)は計3回ある。

















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恒例(?)の旅トラブルで当日空港でレンタカーを借りれず、人生初ウーバーを手配。


見ず知らずのオッサンと二時間弱のドライブだったが、


料金を知りビックリした!安い!!


これは流行る訳だ。
















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ダラス空港周辺



















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アニマルカイロプラクティック実習場所。まるで丘に立つ城のようだ。


























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部屋から観える景色は絶景だ。こういう家を将来建てるのも面白いかも




















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家から観える景色は一々絵になる。














実習は主に脊柱の解剖学や発生学、生物力学、そしてなんとカイロプラクティック哲学!!!


このACES、カイロプラクティック哲学を教える事で有名で


サブラクセーションを見つけ、アジャストし、後はイネイトに委ねる。


というアニマルカイロプラクターの在り方を強く獣医師達に語っていたのは印象的だった。





犬と馬へのパルペーションとアジャストメントの実践もあり、


1日があっという間に過ぎて行く。





もう一つのACESの特徴は何と言っても実践量の多さ。


一人当たりのプラクティスは


犬が約10頭、馬も約10頭


想像以上に多くの動物達と交流する機会が在った。
















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色んな理由で捨てられた犬達が40頭以上もいるシェルターへ。本当に優しい目をした子達が多い。

















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馬達は大人しく身体を預けてくれる。













人間だけでなく、動物達も色んなストレスに晒されている。



競走馬やショー用の犬など、特に特殊な訓練を受けている動物達は


身体やメンタルに掛かるストレスが大きい。



カイロプラクティックケアは背骨を持つ動物達の強いサポートに成るだろう。



カイロプラクティックケアを受けた後の動物達の反応は本当に素直でエネルギッシュ。


あくびをしてのんびりする子、身体を振るってリラックスする子、走り回る子など


観ていて美しいなと想う。



彼らにはプラシーボなんて概念が無いし、後天的な知能も人間と比べて非常に低い。


だから身体 (イネイト) の反応も早く、そして素直だ。


実際に自分達のプラクティスの為に、三時間掛けて犬達を連れて来てくれたオーナーが言った言葉が印象的だった。


「私達オーナーは、もっとアニマルカイロプラクターの活躍を期待しています。貴方達は希望を失い、命を奪われかけた動物達の希望になれる。頑張ってください。」


嬉しいし、熱くなるよな。








アニマルカイロプラクティックは背骨を持つ動物達が生を全う出来る様にサポートする。


背骨に発生する神経干渉を分析して取り除く事で


彼らの身体機能は回復し、命は更に輝く。




ここには書ききれない多くの事を、今回動物達は教えてくれた。


またテキサスに来るのが愉しみだ。



アニマルカイロプラクティック


最高に面白い!!!
















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Dr. OとAmy, そして同期達と











オマケ


シャーマンのライシアム期間中、島崎先生がスパータンバーグを訪れた


スパータンバーグとは思えない(笑)オシャレなレストランで肉を堪能し、地酒が飲めるバーに立ち寄るなど


スパータンバーグの街を満喫した。














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島崎先生、有難うございました!また遊びに来て下さい〜





















「サブラクセーションを見つけ、アジャストし、後はイネイトの働きに委ねる。これがアニマルカイロプラクターの仕事です。」

Dr. Bill Ormston (アニマルカイロプラクター、獣医師)

















〜 卒業試験に挑む 〜

今日は卒業試験の日。


一番デカイ試験で、これを落とすと卒業が出来ない。



学校へ向かっていたら、空に大きな虹が掛かっていた。
























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大きな虹から良い縁起をもらう。


















卒業試験の結果は






合格!!!



今まで諦めずに挑戦し続けて来て良かったと想えた瞬間だった。





五月にはアニマルカイロ実習の為にテキサス州に飛び


六月には卒業式と国家試験など


今年は人生で一番やり遂げる事が多い。



きっと人生で一番達成感を味わえる年に成るだろう。


















「進まざる者は必ず退き、

退かざる者は必ず進む。」

福沢諭吉















〜 小児カイロプラクティックについて 〜


オーストラリアカイロプラクティック委員会は今年3月、

カイロプラクターには2歳以下の子供に対する背骨の調整を禁止させると発表した。

個人的に今回の決定は政治的な要素が強く、オーストラリアに住む子供達の事を考えればとても勿体ない事をしていると感じる。



米国にはICPA(国際小児カイロプラクティック協会)という組織が存在する。

ICPAはICPA認定プログラムの提供 (子供と妊婦に特化したカイロプラクティックケアを学ぶ)、エビデンスに則った小児カイロプラクティック研究を行うなど

常に社会へ小児カイロプラクティックケアの安全性と有用性を示して来た。

ICPA認定カイロプラクターの紹介ウェブページもあり、地元のカイロプラクターを探すことも出来る。



シャーマンでは、小児へのカイロプラクティックケアを推奨している。

シャーマンカレッジのカリキュラムに小児カイロプラクティッククラスまであるくらいだ。

小児カイロプラクティッククラスには2つあり、

必須クラスとアドバンスクラスが提供されている。

講師はICPA認定のベテランドクター達が教えてくれる為、常に講義中の質疑応答の質が高い。

クラスでは発生学、小児へのスパインチェック方法、身体検査方法、アジャストメント方法などを学ぶ。

赤ちゃんへのアジャストメントは本当に優しい刺激で行い、それは自分の指で眼に優しく圧を掛けてマッサージする様な圧力に近い。


カイロプラクターが赤ちゃんや子供達の背骨と神経系のケアに力を入れるのには理由が在る。


赤ちゃんはお母さんの細い産道を通って生まれてくる。

お母さんが赤ちゃんを産むために力む力は想像以上に強く、赤ちゃんが体験する圧力は約12kg。









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吸引分娩を行なった場合の圧力は更に上がり約20kg。











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更に必要な場合には、赤ちゃんの首を捻り引っぱるという力も加算される。





赤ちゃん自身の体重がたったの2.1-3.7kgということを考えると、

出産過程に於ける赤ちゃんへの身体的なストレスは相当大きいと言えるだろう。


米国ハーバード大学研究員TowbinはSIDS(乳幼児突然死症候群)と出産に関する研究を行い、

「自然分娩では新生児の上部頸椎領域で椎骨変位が発見され、鉗子を使用した分娩の場合は上部頸椎領域に加え下部頸椎(C7)から上部胸椎(T1)の椎骨変位が発見された。

新生児死亡ケースの33%には甚大な脊髄神経又は脳幹への損傷が確認された。

SIDS新生児の17人中10人にはC1(第一頸椎)の変位が確認された。

我々は逆子分娩と脊髄神経損傷の関連性を研究し、分娩中に新生児の足を引っ張るなどの方法により、脊髄神経線維は5cm程引き伸ばされる(新生児の脊髄神経は最大伸長時でも約0.6cmしか伸びない)。研究では特にC7-T1領域で脊髄神経損傷が確認された。」

などと発表した。


赤ちゃんのみならず、全ての人々にとって神経系は最も重要な器官の1つ。

身体の治癒、消化、吸収、排泄、呼吸、血液供給量の調整、体温調節、免疫力などなど

神経系は身体全体の機能を常にコントロールしている。



その神経系に脊椎サブラクセーションという干渉が起こっていた場合、オーストラリアでは新生児は法律上カイロプラクティックケアを受けることが出来ないと言う事だ。


干渉を抱えたまま過ごす2年間と

神経系に干渉無く過ごす2年間

人生の質、身体機能の質は同じだろうか?



カイロプラクティックは脊椎サブラクセーションという神経系への干渉を取り除き、身体本来の機能を取り戻す手助けが出来る。










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生まれた瞬間からカイロプラクティックケアを受けるという事は、早い段階で背骨の神経伝達干渉の発見とケアが出来るということ。



アメリカでは多くの子供達やお母さん達がカイロプラクティックケアを利用しているが、もしかすると日本では、赤ちゃんや子供達もカイロプラクティックケアを受けられることを知らない人の方が多いのかもしれない。


小児カイロプラクティックケアは

親御さんや学校の先生方、小児科医や産婦人科医などの先生方も知っておいて損はない

素晴らしいライフケアオプションだと想う。


子供達が本来持っている身体の機能を取り戻すことで

彼らの健康はより良い方向へ向かうだろうか?

彼らの成長により良い影響があるだろうか?

彼らの笑顔はもっと増えるだろうか?

彼らの10年、20年後の未来に良い影響を与え得るだろうか?





今一度考えてみて欲しい。











「貴方の身体を創り上げた力が、貴方の身体を癒す。」

Dr. B.J.Palmer




〜 カイロプラクティック画像分析の重要性 〜

先日、the World Federation Chiropractic Research Council (WFCRC) が


「レントゲン撮影が、効率的な治療の為に臨床上定期的に必須であると推奨する様なカイロプラクティックの診療ガイドラインは無い。


患者の安全性を高める為に、画像分析を患者に推奨する上での十分な根拠を理解していない。」


というクレーム(参照:
https://journals.sagepub.com/doi/full/10.1177/1559325818809584)を公に入れたが、逆に必要であるとして意見を却下された。



何故カイロプラクティックにとっても画像分析が大切なのか?


以下に自身の意見を述べたいと想う。


まずクライアントへの安全性の確保という上で考えれば、画像分析は必須と言っていい。


特に椎骨に対するアプローチをするカイロプラクターにとって


クライアントが安全に施術を受けられる状態か否かの判断に、画像分析は欠かせないだろう。


レントゲンなどで身体の内部(特に背骨の構造)を知ることは


1. クライアントが安全に施術を受けられる状態かどうかの判断材料
2. 他の医療機関への紹介が必要かどうかの判断
3. 背骨の構造把握
4. 正確な椎骨変位の特定
5. クライアント一人一人に合った施術方法の決定
6. 施術精度の向上
7. 科学的かつ客観的なサブラクセーションエビデンスの提示


頸椎領域だけでも













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後頭骨環椎癒合(引用元:https://goo.gl/images/pxv2iS)














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頭蓋底陥入症(引用元:https://goo.gl/images/PVri7Y)













他にも歯突起の無形成症や癒合椎


リウマチによる環椎横靭帯の弛緩レベルや椎骨の退行変性レベル


骨折や靭帯損傷


などと言われる状態を実際に目で確認するには


画像分析をする必要があるだろう。


もしカイロプラクターが画像分析をしないで施術すれば、上記の例のようなクライアントに対して未然に防げるはずの施術事故などを起こす危険性を十分にはらんでいると言える。






ある男性が車の事故で救急治療室に運ばれたが、軽度な外傷だった為レントゲン撮影する事無く治療が行われた。


その数日後、男性はかかりつけのカイロプラクターのオフィスを訪れた。そのカイロプラクターはレントゲンを撮って背骨の状態を確認した。


そこでハングマン骨折(軸椎関節突起間骨折)が見つかり、クライアントは直ちに病院へ搬送され手術することになった。














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ハングマン骨折(引用元:https://goo.gl/images/fafdgX)













この男性は骨折後も治療すること無く数日過ごしていた。自覚症状なども軽度だったからだという。


彼が最終的に手術を受けるまでの数日間、


重篤な状況に陥る事無く朝を迎えられたこと自体が


奇跡だと言われる程の骨折だったそうだ。



クライアントの状態が軽度だからレントゲン撮影しなくても大丈夫・・・




それ本当に大丈夫か???






カイロプラクティックの画像分析



大事だね。




















「身体の内部で何が起きているのか?どうなっているのか?実際に画像で確認しない限り、貴方の判断は予測でしかありません。」

Laura Orndorff D.C.













〜 節目の年 〜

新年明けましておめでとうございます。



平成三十一年、平成から新たな年号に変わる節目となる今年は


自身にとっても大きな節目を迎えます。


カイロ学生(DC2B)から

いよいよDoctor of Chiropractic(D.C.)としてスタートを切る日が近づいて来ました!


卒業式は六月中旬。


出席されたい方は遠慮なく御連絡下さい(笑)




そういえば人生で初めて


黄金に輝くダイヤモンド富士を初夢で観て



単純に凄い勇氣貰いました。


霊峰富士と日の出


胸が熱くなりますね!!



今年の目標を片っ端から達成してやろうと想います。




Diamond-Fuji
それでは本年も宜しくお願い致します。


磯部博文 DC2B











「人の心は玉葱のようだ。外側の皮を剥いて行き、その芯まで辿り着くことで、ようやくその人の本心が理解出来る。だから皮の部分が少し痛んでいた、腐っていたからといって捨ててしまうのは、その人の本心を理解する前に諦めることと似ている。」

Thom Gelardi D.C. (シャーマンカレッジ創設者)












プロフィール

ISOBE HIROFUMI

Author:ISOBE HIROFUMI
米国のストレートカイロプラクティック大学、シャーマンカレッジへ留学中。

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